鹿児島市での火災現場!解体から消臭作業までの工程を公開!
- 施工前の様子①壁の上部には煤が厚く積もり火災ゴミも散乱していました。
- 施工前の様子②浴室にもかなり煤が回っている状態でした。
- まず、作業員の方が燃えがらやゴミを袋にまとめていました。
- 燃え尽きてしまった柱の解体をしています。
- 解体により出たゴミも丁寧に材質ごとにまとめてありました。
- 高所の壁の煤はデッキブラシでこすり落としていました。
- 配管やコードの煤ははたきで優しく拭き取っていました。
- 消臭のためにオゾン燻蒸をしているところです。
- 作業:
- 人数: 人
- 日数: 日
- 参考費用: 円(税込)
ある日突然、家が半焼…。
出火は2階からでした。火は下には行かず、1階部分は無事でしたが、2階の屋根は燃え落ち、黒い柱が丸見えの状態に…。
幸い家族は全員無事でしたが、屋根が無くなってしまっては住めません。
どうしたものかとしばらく呆けていましたが、とにかく行動をしなくては。
火災現場の解体作業ができる業者を探すことにしました。
とはいっても、家が燃えるのなんて初めてで、どうやって業者を探せばよいのかわかりません。
ネットで検索をかけていると、口コミの評価が良い、リスクベネフィットさんという業者を見つけることができました。
早速見積もりを取ってもらいましたが、独自技術のおかげで他社よりかなりお値段も安くなるようです。
私は、2階部分は全て解体するしかないと思っていたのですが、リスクベネフィットさん曰く、燃え尽きてしまっている柱は解体するが、表面が焦げただけでまだ使えそうな柱については、表面の煤取りと消臭コーティングを施せば解体しなくても使えるそうです。
この方法を採用することにより、解体した部分を修復するための新たな建材を購入する必要がなくなり、修復費用もかなり抑えることができます。
わかりやすい説明に納得ができたので、早速リスクベネフィットさんに作業をお願いすることにしました。
対応いただいた内容は以下の通りです。
1、柱の解体
まずは、完全に燃え尽きてしまった柱の解体です。
高所の作業になるので心配していましたが、リスクベネフィットさんは外側に足場を作って、簡単に2階の位置まで登っていきました。
2、煤落とし作業
ダメになった柱を取り除き終わったら、次は表面だけ焦げている柱や残った壁や床の煤落とし作業です。
この際、先ほど解体したダメになった柱の表面も煤落としをされていました。
「もう捨てるものなのに、なぜ煤落としを?」と尋ねると、「表面の煤を削ることにより、ゴミとして捨てる際の処理方法が変わる。手間ですが、削るだけでかなり処理費が変わるんです」とのこと。
処理費のことまで考えてくれるなんて、なんと優しいのだろう!と感激をおぼえました。
煤の荒清掃が終わると、床には煤が溜まっていました。
「床に落ちた煤を残しておくと、あとから臭う原因になるんです」とのことで、一度、きれいに清掃をしていただきました。
3、コーティング作業
この後、臭いが染みついていそうな部分にはコーティング処理を施してもらいました。
これでもし、柱の内部に臭いが残っていても、臭いが出てくることはありません。
私がリスクベネフィットさんに頼んだ作業は以上です。
この後は別途ゴミの処理や、リフォーム業者にリフォームをお願いし、無事家は元通りになりました。
細部の煤落としやコーティング処理をしてもらったこともあって、リフォーム後も臭いがすることはありませんでした。
リスクベネフィットさんは、修復費用やゴミ処理にかかる費用のことまで考えて、安く済むように作業をしてくれたのが印象的でした。
こんなに顧客のことを考えてくれる業者は初めてです。
このご恩は忘れません。ありがとうございました!