宮崎市ゴミ屋敷清掃!困り果てた大家のSOS!
- 足の踏み場も無い空き缶の山を目の当たりにして驚きました。
- 部屋には蜘蛛の巣も。
- トイレはもう使用できない状態になっており、驚愕しました。
- 市区町村ごとの分別に従い袋詰めを行います。
- 足元にも気を付けながら作業を行っていきます。
- 部屋にあったゴミを集めるとこれだけの量に!驚きです
- 段ボールに入ったゴミなどを仕分けてまた品目ごと一つ一つ分けていきます。
- 最後まで綺麗に掃除していただいて本当に感謝しかありません。
- 一番汚れていたであろうトイレも、こんなにも白くピカピカに!
- 作業: ゴミ屋敷清掃
- 人数: 人
- 日数: 日
- 参考費用: 円(税込)
高齢の叔父の家がゴミ屋敷化…。
ある日、叔父の住むマンションの大家から電話が入りました。
近隣から叔父宅の悪臭を何とかしてくれというクレームが何度も入り、電話や訪問で再三に渡って改善を促したが状況が変わらなかったとのこと。
叔父は妻を亡くしてから一人暮らしで子どももいません。
姉と兄は既に他界しており、困り果てた大家は甥の私に連絡してきたというわけです。
叔父とは長らく疎遠になっていましたが、幼いころにかわいがってもらった記憶もありひとまず様子を見に行くことにしました。
大家に告げられた住所に向かい、部屋の近くまで来ると確かに鼻をつく不快な臭いを感じました。
チャイムを押すと、記憶よりかなり年をとった叔父が顔を出しました。
ひさしぶりの再会でしたが私のことを覚えていて、快く迎え入れてくれました。
しかし、先ほど感じた不快な臭いはドアを開けた瞬間、強烈に鼻にまとわりつき、叔父の背後に見た光景に目を疑いました。
床が見えないほどに大量のゴミが散乱し、高く積み上がって山になっていたのです。
申し訳ないとは思いながらも靴を脱ぐ気にはなれず、ゴミに足をとられながら進む叔父のあとを土足で上がりました。
キッチンの床には大量のアルコール飲料の缶もあり、荒れた生活がうかがえました。
叔父に部屋の状況を問いただしてみたのですが要領を得ず、どうやら認知症が進んでいる様子。
近隣への被害があり放置するわけにもいかないので、私は叔父のために清掃業者を探すことにしました。
その1 業者選びは完全消臭可能な特殊清掃業者に
近隣へこれ以上迷惑をかけないよう、消臭作業に特化していることを基準にネットで検索。
ゴミ屋敷の清掃の場合、悪臭や害虫など衛生上の問題が起きている可能性が高いため、専門知識を持つ特殊清掃業者が適しているとわかりました。
特殊清掃業者は思いのほか多く、公式ホームページや口コミを参考に3社まで絞り込み。
作業内容の説明を受け、電話見積もりをとった中で、実績豊富で消臭作業の特許を持つリスクベネフィットさんにお願いすることにしました。
その2 実際の作業方法
①ゴミを手作業で分別
膨大な量の缶やため込んだ段ボール、さまざまなゴミが詰め込まれたゴミ袋を一つひとつ仕分けていきます。
害虫が多く発生していたため、消毒剤を散布しながらの作業になりました。
気の遠くなるような量にもかかわらず無駄のない動きが経験の豊富さを物語っていました。
②ゴミの運び出し
分別されたゴミを素早く運び出します。
近隣住民の迷惑にならないよう通路をブルーシートで養生し、短時間で一気に作業を完了。
作業後は共用部分の清掃を行い、後始末まで怠らないプロ意識に感心しました。
③ハウスクリーニング
ゴミの撤去後、カビや汚れがこびりついた床や壁の清掃。
黒ずんでひときわ強い悪臭を放っていたトイレも白さを取り戻しました。
④消臭作業
ゴミがなくなってもなお悪臭が漂っていたため、リスクベネフィットさんが自社開発した消臭剤「だんぼ」で仕上げの消臭をしてもらいました。
作業後、悪臭はすっかり消えていてリスクベネフィットさんの消臭技術の高さを目の当たりにしました。
叔父は清掃作業後、介護施設に入所が決まったのでマンションに戻ることなく退去となりましたが、叔父夫婦が長年暮らした思い出の場所を復旧してくださりありがとうございました!